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スカーフで【替え袖】作り(8) 〜完成しました!〜2009.04.23 Thursday
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ようやく、スカーフで作る【替え袖】が完成しましたぁ〜〜yamadaさん、お待たせを致しましたm(__)m
先日のブログで、マジックテープの付け方が難しいとぼやいておりましたが、和裁士さんに相談したところ、「一本取りで、半返し縫いで良いですよ」とアドバイスをして頂きましたありがとうございます!
マジックテープは、【替え袖】側・【半襦袢】側ともに5ヶ所に縫い付けました。【替え袖】側は横向きに、【半襦袢】側は縦向きにして縫い付けました。これも和裁士さんからのアドバイスで、「こうすると、【裄丈(ゆきたけ)】が違う着物にも対応できますよ」とのことでした
今回、yamadaさんの【替え袖】をスカーフで作らせて頂いて、いろいろと勉強になりましたありがとうございました
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マジックテープの縫い付け方が難しい。。。2009.04.03 Friday
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ぼやきの記事ですみませんスカーフで【替え袖】作りの作業を進めているのですが、マジックテープを縫い付けるところで手間どっています絹糸を2本どりにして、手縫い(本返し縫い)で一ヶ所縫い付けてみたのですが、”雄”側は糸が絡まってしまって、仕上がりの見た目がイマイチなんです。。。
yamadaさんに、ものすごくお待たせをしているのに申し訳ないです(>_<)ネット検索をしてみても、なかなか良い解決策が見つかりません。ミシンで縫った方がいいのかしら??小学校や中学校の家庭科で習ったような気もしますが、全然思い出せません〜〜
ん〜、やっぱり和裁士さんに相談させてもらおう。。。
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スカーフで【替え袖】作り(7) 〜【袖付け】と【振り】の”くけ”をしました!〜2009.03.24 Tuesday
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やっとやっと、【替え袖】の形が出来上がりました〜〜〜
【袖付け】側をぐるりと一周(すなわち、【振り】の部分も)【三つ折りぐけ】にした後、【袖口】側に”留め”をしました。【ミニ袖】作りの15.16.の作業です。今回は「8の字型」に縫わず、2本取りの糸で二針縫い留めてから3回「かた結び」しました☆
この”留め”の位置、和裁士さんから「【袖山】から6寸2分(約23.5cm)下がった所に”留め”です」と習ったので、これで良いのですが、なぜその寸法なのかを確認するのを忘れてます…今度お会いした時に、聞いてこようっと
あとは、【替え袖】の【袖付け】側と、【半襦袢】の袖の付け根側にマジックテープを縫い付けるだけです
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スカーフで【替え袖】作り(6) 〜”継ぎ”の”くけ”をしました〜2009.02.18 Wednesday
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ちょっと間が空いてしまいましたが、【替え袖】作りの”くけ”をし始めました今日はちゃんと”かけはり”と”くけ台”を使って、布をピンと張って【三つ折りぐけ】を進めましたよ〜
スカーフは滑りやすい生地だからなのか、待ち針がするっと抜けてしまうことがあって、”くけ”のリズムをつかむまで時間がかかりました(^_^;)あと、”裁ち”をしてから数日経って、裁ち目の”ほつけ”が進行してしまっていたので、その部分を多めに折り込んで【三つ折りぐけ】しました
”継ぎ”の”くけ”が終わったので、いよいよ、本来の袖作りらしい作業(【ミニ袖】作りの12.〜の作業)をしていきたいと思います
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スカーフで【替え袖】作り(4) 〜セリーヌのスカーフにハサミを入れました!〜2009.02.11 Wednesday
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今日はスカーフで【替え袖】作りの作業をちょこっと進めました。ほんとにちょこっとで、スカーフにハサミを入れただけですぅ〜(^_^;)う〜んそれにしても、人様の物(しかもセリーヌ!)にハサミを入れるのは、すごく緊張しますね
あと、以前のブログで”ミニ袖”を作って予行演習していた時に、スカーフには”耳がある”ことを意識していなかったので、”継ぎ方”に誤りがありることが分かりました。すみません。訂正して、お詫びします。m(__)m (画像も差し違えています。)
そしていつの間にか、今年の針供養の日が終わっていたことに気付きました
針さん、ごめんなさい。いっぱい働いてくれてるのに。。。近々、供養に行こうと思います。
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スカーフで【替え袖】作り(3) 〜ミニ袖を作って予行演習(その2)〜2009.01.25 Sunday
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昨日のミニ袖作りで予行演習の続きです昨日の記事の中で、10.の【三つ折りぐけ】の画像が分かりにくいと思ったので、差し替えてます。また、補足説明も※印で追加していますので、よろしければそちらもご覧下さいませ
⇒〜ミニ袖を作って予行演習(その1)〜
”継ぎ”が終わったので、単(ひとえ)仕立ての袖を作っていきます
12.外表に合わせて、袖底部分を空縫い(からぬい)します。端から1分(約3.8mm)の所(=赤の←→の部分)を、【袖口】側から【袖幅】分を測って(=青の←→の部分)縫います。そして、【振り】の下部分に切り込みを入れます(緑の縦線部分)。
※本来の長襦袢用の袖底の空縫いは、【袖口】側を斜めにするらしいのですが、今回はスカーフを用いての簡易替え袖なので、直線縫いにしています。
13.空縫いした部分を、アイロンまたは鏝(こて)で割ります。
14.中表になるようひっくり返して、【袖山】から≪【袖丈】+1分(きせの分)((=赤の←→の部分)≫を測り、端から端まで縫います。
※【袖山】は、上の画像では下側になっています。
15.縫い代を【内袖】側に倒します。この時、1分(約3.8mm)の余分を取って、折り返します。きせをかけることによって、表から縫い目が見えないようになります。
16.【振り】から【袖付け】をぐるりと一周、【三つ折りぐけ】にします。
※通常、【袖付け】部分は【身頃】に縫い付けてからくけますが、今回は”替え袖”で、マジックテープにて【身頃】に着脱をするので、あらかじめくけておきます。
17.【袖口】の部分を、8のような形に縫い留めます。
※※この長さ(=赤の←→の部分)の所は、和裁士さんからは6寸2分と聞いているのですが、すべてがそうなのか、なぜそうなのかを伺うのを忘れているので、また後日、確認してから追記しますね
18.ミニ袖、完成です縫い目がかなり雑ですね〜今回ミニ袖を作ってみて、半衿付け以外の縫い物をするのが2年ぶりだと気付きましたこりゃyamadaさんのお袖を縫うまでに、運針の練習をしなくては!!!
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スカーフで【替え袖】作り(2) 〜ミニ袖を作って予行演習(その1)〜2009.01.24 Saturday
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先月のブログに書いていた、スカーフで【替え袖】作り。今回は”継ぎ”が必要なので、ミニサイズの袖を作って予行演習をすることにしました毎回必ずしもこのような手順になるわけではないと思いますが、今後の覚え書きとして、書き留めておこうと思います
1.大判のスカーフを用意します。
2.両端から、それぞれ≪【袖幅】+3分(約1.1cm)(=赤の←→の部分)≫を測って縦に裁ちます。真ん中の余り分が、”継ぎ”になります
※3分の余分は、【振り】部分を【三つ折りぐけ】にするためです。
3.”継ぎ”部分は縦半分に裁ち、袖部分も縦半分に裁ちます。【袖山】部分に、”継ぎ”の布の片方を横向けにしてつなげます。右側の3枚で、片袖になります。
<<訂正です>>
※画像を差し替えました(2009.2.11)
4.表から見ると、こんな感じです
<<訂正です>>
※スカーフの四方は”耳”なので、3.のように”継ぎ”をする時は、4.の右側をすべて”耳”で揃えておく方が良いと思います!
5.【袖】の1枚と”継ぎ”を、中表(なかおもて)に合わせ、≪端から3分(約1.1cm)の位置(=赤の←→の部分)≫を、端から端まで縫います。
※3分の位置とするのは、”継ぎ”部分を【三つ折りぐけ】にするためです。
6.ミシンで縫ったところです。右端の返し縫いの所、ゆがんでますね(笑)
7.アイロンか鏝(こて)で、縫い代を割ります。
8.もう片方の【袖】と”継ぎ”も、同様に縫い付け、縫い代を割っておきます。表から見たところです。”継ぎ”の【袖付け】側の余り分は、【袖】に合わせて裁ちます。(これも少々ゆがんでいますが、予行演習なのでご愛嬌)
9.”継ぎ”の【袖口】側の余り分は、【三つ折りぐけ】しておきます。
※この時、【三つ折りぐけ】を3分にすると、よりすっきりします。その場合は、余り分を3分で裁ってから、くけます。
<<訂正です>>
※スカーフの四方は”耳”なので、4.で右側をすべて”耳”で揃えておくと、【袖口】側の【三つ折りぐけ】は必要ありません(^_^;)
10.【三つ折りぐけ】の拡大です。縫い代が1cmあったとすると、5mmずづ折り返し、巻き込んで下側になった布と巻き込んでいない側の布を、ポチポチとした縫い目で縫い留めます。
※縫い目が見えるのは表側からだけで、裏側は見えていません。
11.続いて、”継ぎ”の部分(4か所)も【三つ折りぐけ】します。スカーフを使用する場合は、”耳”を【袖口】側に持ってくると、【三つ折りぐけ】はしなくて済みます。【袖付け】側は、後で【三つ折りぐけ】にします。
続きは、また明日。。。
⇒スカーフで【替え袖】作り(3) 〜ミニ袖を作って予行演習(その2)〜
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スカーフで【替え袖】作り(1) 〜まずは寸法の見積もりから〜2008.12.18 Thursday
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[着物] ブログ村キーワード
午後の2時間ほど、いつもお世話になっている和裁士さんのお家へおじゃまして、yamadaさんから承ったスカーフでの【替え袖】作りについて、アドバイスをしてもらいました
(スカーフで【替え袖】を作って、【二部式襦袢】や【半襦袢】にスナップかマジックテープで留めるという方法は、『美しいキモノ 2008年冬号』の付録だった『着物の知恵100』の知恵40「身近な布を利用した着つけ小物」の中に載っていました☆)
yamadaさんの着物の【袖丈】は1尺2寸(約45.5cm)なので、内に重ねる長襦袢の【袖丈】は1尺1寸8分〜9分が良いとのことでしたさらに、縫い代も1cmほど必要なのですが、お預かりしたスカーフ(正方形)の1辺の長さは約87cmで、長さが少々足りないようでした…
幸い、【袖巾】は着物で8寸8分(約33.3cm)なので、長襦袢は8寸6分(約32.6cm)くらいで良く、縫い代を合わせても1辺の長さから余り分が出ることが分かりましたなので、その余り分の布を【肩山】辺りで継いだら、【袖丈】が長くできる!ということになりました(衣乃は計算が苦手なので、和裁士さんに見積もってもらいましたありがとうございます!)
そして何と、”ミニ袖”まで作って下さったのです
これが出来上がる工程を目の当たりにて、まさに、百聞は一見にしかずとはこのことだ!と思いました〜頭の中で理解しようとしていただけとは、理解度が全然違いました
縫い合わせるところに同じ記号をササッと書いて下さり、マジックテープを止める位置なども丁寧に書いて下さったので、とっても分かりやすいです!本当に、ありがとうございました<(_ _)>
自分でもこの布で作って練習してから、yamadaさんのスカーフで本番の【替え袖】に取り掛かりますまた、順を追ってご紹介させて頂きますね
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【かんぬき留め】で【袖付】の補強2008.07.22 Tuesday
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着物を着ていて、袖をドアノブにビリッと引っかけちゃうこと、ありませんか??衣乃は、よくやってしまいます…家の中ではかっぽう着を着ていれば大丈夫なんですけど、出かける直前のちょっと慌てている時に限って、やっちゃうんですよねぇ〜
そんな風に【袖付】が少しほつれてしまった着物は、【単衣仕立て】の場合は自分で【かんぬき留め】をしちゃいます。【かんぬき留め】はネクタイの裏側にも施されていて、二枚の布の重なりが少ない部分を補強するための、”イモムシみたいな玉留め”です。
今日は2枚まとめてやることにしました。が、忘れているものですね〜浴衣やウールを和裁教室で縫っていた時は、あんなにしつこく頭に叩き込んでいたのに…(和裁の先生に「すいません、もう一回お願いします。」と何度言ったことか…。)
和裁の教科書を引っ張り出して、何とか留めることができました。このブログを書こうと思って、ネット検索もしてみましたが、【かんぬき留め】を分かりやすく説明されているサイトは、なかなか見つからないものですね。
ほつれた部分のかがり方とか裾の擦り切れの補強の仕方とか、こう、ちょっとしたお直しを教えてくれる人やサイトが、もっと身近にあったらいいのになぁと思います
<<用語解説>>
【単衣(ひとえ)仕立て】着物地1枚のみで仕立ててある着物のこと。絹のものは、6月・9月に着用する【単衣】と、7・8月に着用する【夏物・薄物(うすもの)】がこの仕立て方。裏地のついたものは【袷(あわせ)仕立て】と言う。
【かんぬき留め】力のかかる部分である【袖付】を補強するために、糸を留めるやり方のこと。二本の糸を芯にして、玉留め様に糸をかけて引き締めて留める。
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男の子の浴衣2006.08.26 Saturday
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じゃじゃ〜ん! 何てかわいい浴衣姿
大学時代の友人Jさんの子どもさんです。SくんとEくんは2歳の双子の男の子で、本当にかわいい盛りです。色柄違いの浴衣がお似合いです!
この浴衣は、Jさんの出産祝いにと、衣乃が縫ってプレゼントしました☆
(正確には、和裁教室の友人Iさんにも手伝ってもらいました
その節は、どうもありがとうございました!!)
子どもの浴衣を縫うのは初めてだったので、縫う距離が短いにもかかわらず、結構時間がかかってしまいました・・・
2歳の子供用なので、【三つ身】で作りました。身丈を三尺裁ちにして、余った分を【身上げ】しました。
普通は余った分を一重にして身上げをするのですが、今回は上げる分量が多かったので、【紐通し口】にかぶってしまいます。かぶらないようにする為に、二重にして上げることにしました。
それでもちょっと(5分くらい・約2cm)長かったようで、やっぱり試着してもらってから身上げをした方が良かったなぁと思いました。【肩上げ】はちょうど良かったみたいです。
とってもかわいいので、もう一枚。
<<用語解説>> 一部はきもの(着物)用語辞典より引用
【三つ身】 三歳から五歳くらいまでの幼児向きの裁ち方です。身丈の三倍 で前後身頃と衽(おくみ)を裁つところから、この名がついた。
【紐通し口】子供用の着物には、あらかじめ両方の衿先に紐を縫い付けてお きます。その為、左脇に通し口をあけておきます。
【身上げ・肩上げ】身丈と裄丈を調節する為にします。また、可愛らしさを強 調する、子どもの成長を願う意味もあると聞きました。
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